教育理念・目標Education Goals
耐える心と乗り越える力
幼児期は大木の根っこの時代です。
幼児期に培ったものは生涯の力の基盤になり、その時期の過ごし方いかんによっては、後に”集中力””自発性”創造力”が大きく変わって参ります。
皆様方の大切なお子様が大輪に育つよう、本園では下記のような教育目標を掲げ、教職員一同、全力で保育に取り組んでおります。
明るく素直で誰とでも仲良くできる子ども
他人に好かれている人が持ち合わせている、共通する要素とは何なのでしょうか?
それは『明るい人柄』と『素直な心』です。明るい人の周りは、笑顔で満ちています。活気があります。自然と人が溢れてきます。そして素直な心を持っている人は、真っ白なスポンジのように、どんどん吸収することができ、 成長することができるのです。人は2人として同じ人はおりません。十人十色。100人いれば100通りの考え、人格があります。様々な人柄、様々な考えを受け入れられる広い心を持つ人となるよう、この保育目標がございます。
命を大切にし思いやりのある子ども
命を大切にできる人は、自分の、そして自分以外の人や生き物をも大切にできる思いやりの心を持っている人なのです。
以前、子どもたちの前で、「命はいくつありますか。」との問いかけに、「5つ」「3つ」と答えた姿が、今でも思い起こされます。命の尊さを説くこと…それこそが今必要とされているように思えてなりません。 たった一つしかない自分の命、そして他の人の命、生きとし生けるものの命を大切にすることを、子どもの頃から教えてゆきたいのです。
よく考え自分で行動できる子ども
世界に羽ばたく人になってほしい。これは、子どもたちの将来に望むことです。
我々子どもに関わる保育者が目指すべきは、子どもが自分の力で生き抜く力の基盤をつくることです。その為には、自ら考え行動し、自分の責任において生き抜いてゆけるよう、子どもたちを導くことなのです。時として、忍耐強く待つこと、見守ることもありますが、子どもたち一人一人の、持ち合わせた可能性を信じるところから始め、次のステップへ進めるよう保育を行います。
ねばり強く最後までやり抜く子ども
1つ1つの成功体験が、更にワンランク上の困難にも立ち向かう原動力になると信じています。
好きなこと、興味のあることをどんどん伸ばすことは素晴らしいことですが、反対に、苦手なこと嫌いなこと、思うようにことが運ばないときにも、挑戦する勇気を持ってほしい。それをやり遂げたときの、計り知れないほどの達成感を身を持って体験してほしいのです。